火曜日, 6月 30

投稿していた論文の審査結果がもたらされました。概ね高評価でした。6週間以内に修正稿を提出せよとエディターが言っています。了解などと回答したところ、今日再度、エディタから連絡が入り、今週以内に修正稿を提出すれば、次号で掲載するから急げと励まして(?)くれています。今週中に再提出しましょう。

実験をY田君たちに任せて戻ったものの、どうも気になって仕方がない。今日は雨だったようで、撮影機材などの雨対策に追われた模様。今晩から明晩にかけてが、最後の正念場です。気になる気になる。

長崎はひどい雨でした。梅雨らしいといえば梅雨らしい。ようやくですが。



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日曜日, 6月 28



昨日は、午後から皆で休暇。喜多方まで足を伸ばし、ラーメンを賞味。「坂内食堂」へ。おそらく10年以上ぶりの再訪か。そういえば、K津君と一緒に18切符で鈍行の旅をしながらここには立ち寄りました。店がきれいになっているのにびっくり。値段も上がっていたか。出汁がきいてそれなりに美味しかった。でも、こんな味ダだったかどうかは思い出せない。記憶は美化される。

今日は早朝から卵の採集に行く。5時起き。Y田君が実験に合流。やはり昨晩も産卵していた模様。さてどうしようか。どうしたら、画像におさえることができるか。人がいると産みそうにない。困った困った。今日はカメラに任せて水槽には近づかないようにする。ひたすら卵の採集。

明日には長崎に戻らないといけない。まだここにいたいな。



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土曜日, 6月 27


今朝も産卵が確認できた。水槽からオーバーフローさせた水を採集用のネットで受けているのだが、卵がたくさん見つかった。ここまでは実験は順調で、ヒラメはロガー装着の麻酔とハンドリングをものともせず、1日以内に産卵を再開することが確認できた。後は放卵に至る一連の離底行動を、なんとか映像におさえたいところ。

午前中に採集した卵を顕微鏡下で発生ステージを観察した。K田さんにお手伝い頂きました。32細胞以上の分割と判断され、産卵から数時間以上経過していることが判明。どうも日没前後が怪しい。明日はF川君と早起きして、なるべく産卵時刻に近づいた卵を採集を目指すことに。明朝も産んでくれるとよいのだが。

なんとも毎日充実している。



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金曜日, 6月 26

一昨日から福島の施設をお借りして、ヒラメの産卵行動実験。直前の準備がばたばたで、実験機材を現場向けにあらかじめ発送することができずに、全て持って行くことになる始末。搭乗前になんとか薬品類などもクリアされて、しかもエキストラの料金も取られずに一安心。乗ってしまえばこっちのもの。羽田からは、N大のW辺君と合流して陸路福島へ移動。

昨日は2個体の産卵雌親魚と雄親魚にロガーを装着。K田さんが実験に駆けつけてくださり、カニューレはベテランにお任せ。すごい技術を目の当たりにして感激。我々のロガ-取り付けについても、素早い仕事に感動してもらえた様子。いやいや、よい共同調査ですよ。施設のK田さんにも魚の取り上げにご尽力頂きました。カメラを水槽周りに4台設置して、準備完了。

今朝、卵の採集用のネットを確認してみると、卵が見つかり、一同で感激。ロガ-付けても産むとは、幸先がいい。すぐに卵を採集・固定する。こちらは後でK田さんに標本を観察してもらい、産卵時刻を推定してもらう。これまた大事な作業。陸上からの映像記録は大変難しい。水中カメラの借用をS工研に問い合わせたところ、貸して頂けることに急遽、午前中から貸してもらいに行った(T尾さん、S田さん、お世話になりました)。往復500kmの移動。夕方に戻り、皆でカメラの設置。照明は使わないが、日没は4時半なので、4時過ぎからは撮影可能。

明日も朝から仕事です。楽しい楽しい。




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水曜日, 6月 24

昨日今日と激動の二日間。

昨日は午前講義。午後は2年生の学生実験。学生実験が終わってから、文教で1年生の全学講義。それから、センターに戻って、ヒラメの行動実験の準備。働きすぎだろう私。

今日は、午前中会議。午後から学生実験2日目。夕方からヒラメの実験の機材の準備。11時前までかかりました。機材は準備が滞り、送ることができず、全部手荷物扱いで持っていくことに。重いぞこりゃ。空路羽田まで。羽田からレンターで陸路移動です。午後過ぎには現場着の予定。わくわくします。しかし、疲れているな。
実験は7月4日まで。私の滞在は29日まで。現地から更新します。


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土曜日, 6月 20

昨晩はよく眠れたが、眼の調子が思わしくない。右目の下がはれぼったいので、涙腺から雑菌でも入った感じ。家に帰ったら目薬を差そう。

午前中から海洋大で会議。前半はなるほど、ふむふむというような感じで聞いているだけだったが、午後からは私に関係のある内容になった。H原先生からふられたが、まあ、来るだろうと思っていたので、淡々とうちの大学での現状と意見を述べる。言ってしまったからには、やらなくちゃならんでしょうね。困った困った。まあ、趣旨は理解できるし、必要だなと思う。会議は15時までで終了。

遅めの昼を食べに、品達へ。ここかなりの頻度できているな。新しい店でつけ麺を試す。「せたが屋」麺は少し物足りなさを感じたが、細いがしっかりと歯ごたえのある感じ。スープがなかなか好みだった。濃厚な魚介豚骨が隆盛の中で、あっさりとしたスープでかなりしっかりと魚介が効いている感じ。かなり好きかも。もう少し、醤油がきいてもいいかも。たぶん、「tetsu」より好き。カレー粉が置いてあったので、最後の方で衝動的にスープにかけてしまう。これ、失敗です。好きな人はいるかもしれないが。




さあ帰ろう。



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金曜日, 6月 19

東京出張。羽田から一路、目黒へ。前から気になっていたつけ麺屋で昼食を摂りました。今はやりの豚骨魚介の付け汁ですが、くどさ、しつこさがなく、あっさりとしていて楽しめました。麺がうまかったです。ここです。店内はレゲェがしゃかしゃか鳴っていて、暑くなってくるといいですね。塩つけ麺を頼んでいた人が結構いました。次の機会は、試してみましょう。

海洋研へ。T橋君と夏の調査の打ち合わせ。K川君も含めて、相談。宿題が出たので、7月までに考えます。夕方から、3人で中野新橋界隈で飲み会。特に前向きな話もないが、それはそれで楽しかったような。

原稿の修正依頼が来ていました。すぐに直して、返送。



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木曜日, 6月 18

朝から生物海洋学の講義。今日はあまりうまくいかなかった。学生からの反応は概ね良かったが、大事なところが伝わっていない気がする。この講義は3年目だけれど、まだまだ改良の余地がある。

午後、センターに戻って、来週の実験の準備。映像収録の準備を開始。しばらく触ってなかったHDレコーダーには、M原君のイセエビの実験のときのがそのまま残っていた。これをすべてDVDに保存してから出ないとダメなことが判明。全部焼くには数日かかるかも。

明日は東京出張。




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水曜日, 6月 17

締め切り二日遅れて、依頼の原稿を提出。締め切り遅れるのはいかんです。

今月は生物海洋学の講義が入っているので(分担)、忙しい。しかも、来週は学生実験を月曜火曜でやって、水曜からはヒラメの行動実験で東北へ。こちらは楽しみだけれど、しかし、かなり疲れているな。早く、K又が帰ってきくれないかなぁ~。全部、一人でやるのは大変。昔は一人でやっていたのを思い出す。

明日は朝から講義。



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木曜日, 6月 11

思った通りだ。

帰国後の忙しいこと。月曜・火曜は多数のドキュメントワークに翻弄されつつ、講義を二コマこなす。レスできていなかったメールに返信したり。今月末に迫ったヒラメの行動実験も現場とK田さんとの間で最終の詰めの段階。準備してもしすぎることはない。ロガーのサンプリングインターバルと記録時間のトレードオフの間で悩む。初めての計測だから、なるべく高い時間分解能のデータを取りたいところ。ただ、想定している行動イベントは多くても一日一回。2-3日の記録の間に、2-3回しかデータがとれそうにない。悩む悩む。

火曜日に鶴洋丸は観測に向けて出港。私は生物海洋の講義が今月はあるので、乗船かなわず。昨日は大時化だったようで、平戸で錨泊だったとか。今日は回復だろう。しかし、梅雨前線次第かな。この時期の天気予測は難しい。



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土曜日, 6月 6

昨晩はディナー。Fremantleのsailing clubで。ディナーなどと厳かな感じはなく、日本流で言うと「宴会」に近い。オーストラリアはこれでいい。こういうのに出るのは考えてみると、99年のUKの会議に出て以来かもしれない。Alistairとビールを飲んで、四方山話をしたり、彼から数名の研究者を紹介してもらい、「mahi-mahiの遊泳行動の話はおもしろかった」などと言ってもらうと悪い気はしない。まあ、F川君の仕事を代わりに話しているだけなのだが(苦笑)その後、Benにつかまり、奥さんのNicoleも来ていたので長崎について問い合わせを受ける。おいおい、本気なのかと聞いてみるとどうも本気らしい。帰ったらJSPSの外国人特別研究員の申請について詳細を送ることになった。Nicoleは家賃はいくらくらいかと、広い家はあるか?など、積極的な様子(笑)
ディナーはダンスモードに突入して、これはついて行けないと思ったので退散する。Alistairも深夜便でHobartに戻るとのことで、一緒に出た。

しかし、オーストラリアはなぜこうもリラックスできるのだろうか。いくらでも長く住めそうな気がする。本当にストレス無しだ。おもしろい。
帰ったらいろいろと仕事が待っているのはわかっているので、気が重い。依頼のあったレビューを待ってもらっているし、原稿は15日〆切のが一つある。まあ、とにかく帰ろう。いや、帰るしかない(苦笑)



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金曜日, 6月 5

発表は無事に終了。質問は3件ほどあったが、内容の本質的なところに突っ込んだものではなく、かなり残念であった。発表自体は、あとからAlistairと話したがよかったらしい(まあ、友人なのでお世辞もあるだろう)。友人のBenが座長であったので、リラックスして話せたのもうまくいった証拠かも。英語で話す場合、これまでは「原稿を読む」発表であったが、少し「トーク」に近づけたかもしれない。場数を踏むことが大事だな。今更ながら。G先生、英語をチェックしてもらいどうもありがとう。

講演のあとにさらに2-3名からの問い合わせを受けた。まあ、悪い気はしない。その中にオーストラリアのPh.D学生がいたが、かなりシステムには興味を示してくれたようだ。「可能なら、君の調査を助けるよ」などと言ってしまい、サービストークにしてはやり過ぎの感も。

さあ、学会も終了。今晩はディナーです。Alistairとミナミマグロの研究の打ち合わせをしよう。


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水曜日は学会も中休み。F岡君とFremantleを散策しました。しかし、自分の発表が金曜なので、気になってさらなる準備をしました。

今晩は、BenとHansと夕食を楽しみました。彼らとは10年間のつきあいがあります。それぞれのモチベーションと興味は変わっているかもしれませんが、彼らとはいつも楽しく話せます。彼らと議論できたことに感謝したいと思います。

さあ、今日は私の発表。がんばりますか。




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水曜日, 6月 3

学会2日目が無事に終了。

多くの発表があったが、あまり心の響くものはなかった(正直なところ)。演題をみて、「これは」と感じて、聞きに行くのだが肩すかしを何度も食らった。午後はホテルの部屋に少しこもって、自分の発表準備をしていた。夕方にはポスターセッションがあったので参加する。旧知のBenとF岡君とビールの飲みながら、お互いの研究について情報交換。彼は学位を申請中とのことだが、ポスドク先を探している模様。スコットランドとノルウェーでポスドクができる可能性があるようだが、サーファーの彼は「寒いところには行きたくない」と宣う。こういうところははっきりしているよな。で、盛んに「昨晩ネットで長崎について調べたけれど、長崎は暖かくて良さそうだ」とアピール(笑)本気なの?Ben君。

夜はいつもミナミマグロの標識放流でお世話になっているGeoffがちょうどPerthにいるとのことで、駆けつけてくれた。AlistairとF岡君と4人でレストランへ。したたかビールとワインを飲んで、お互いの子供たちの近況と教育について話したり、今年の調査の打ち合わせをしたり、四方山話に花が咲く。料理もおいしかった。なにより、旧知の仲間との会話はとても楽しい。そんなこんなで夜も更けていった。



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月曜日, 6月 1

今朝から発表が始まる。

F岡君はも午前に発表。セッションはClimate Change。彼の発表はなんとミナミマグロの行動調査のカウンターパートのAlistairが座長だった。彼にとってはたいそうラッキーなことだったろう。彼の発表は、Climate Changeに関する議論は本論ではないが、なかなか好評だった。質疑はしどろもどろであったが。終わってから、2-3名から問い合わせを受けていたのが、その証拠だろう。発表自体は検討の余地はあるのだが。午前中はこのセッションにずっと参加。海洋温暖化と酸性化が生物に及ぼす影響についての発表が続きました。

Fish Conferenceというのは初めての参加だが、とにかく分野が広い。考えてみれば水産学会もそうか。研究フィールドが広いのはいいのだが、今回のトピックとフォーカスがどこにあるのか、私にはわかりづらい。日本人の発表はポスターが多い。日本からの参加者たちは、しっかりとアピールできているだろうか。そういえば、Biologging国際シンポのあとに、S藤さんが同じようなコメントをしていた。そういいながら、私も当初はポスターを希望していたのだが(苦笑)

旧知のBenとの再会をはたした。つい最近、ドク論を提出したそうだ。日本のポスドク事情についても多く問い合わせを受けた。就職がないのは万国共通のよう。



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